一億総活躍社会に専業主婦を選んだわたし

専業主婦を選んだらいばらの道だった日々を綴りたい

ひとり居てくれるだけで

私のことをなにがあっても全力で応援してくれる。それは、

 

 

です。

 

そんな母のことを10代〜20代前半まではウザいと思う気持ちが大きかった。母の全力の応援が重たい…。私の心が小さくて受け入れられ無かった…。まさに、親の心子知らずなバカ娘だった。

 

半分家出に近い形で親の賛成を得ないまま、昔付き合っていた人と同棲をした事もあった。

 

お母さんの思う幸せと、私の思う幸せは一緒じゃないんだから、お母さんの幸せを押し付けないでよ!

なんて、、、言った事もある。

 

実家を離れてみて、

自立した大人になるつもりが…

痛切に感じたのは…

 

親の心の広さ。

親の愛情の深さ。

無償の愛で愛されている事の有り難さ。

だった…

自立出来たように思えた同棲生活は、ただの身勝手な我儘だって思い知らされた。

 

同棲で得たものは一つ。

自分は好きになった人をこんなに愛せる能力があった。って事。それまで自分でも気付かなかった一面があるって知れた事、私にとって大きな収穫だった。

これは、ひとつ私の経験値がレベルアップ出来たと、自信がついた。

 

だからね、旦那さんの家に嫁ぐ事も受け入れることが出来たんです。

この同棲の経験があったからこそ、夫婦2人だけの幸せを求めるより、家族含めて幸せになりたいっていう理想を持てるようになれたんです。

 

そんな私を母は全力で応援してくれる。

もう無理だ。何も手につかない。って嘆いた時、

 

あなたにできる事トコトンやってから嘆きなさい!

 

って叱咤してくれた。

この言葉に私は奮い立たされた。

くよくよ、めそめそ、してても誰も認めてなんかくれない。ってやっと気付けたし、

やっと、動こう!って

やる気スイッチが入った。

 

これまで、事あるごとに熱く語ってくれた母の言葉。なんとなく理解したり、聞き流したりしてた言葉が、

今、

身にしみて理解出来る様になった。

あの時言っていたのは、こういう意味だったんだって。

 

母の応援を今は全力で受け止め、頑張るエネルギーに代えている。

 

結婚して、幸せな姿を見せるはずが

めそめそ、くよくよした姿ばかり見せて情けなかった。けど、

これから、

これからは違う

って。ちっぽけな親孝行始めました。